パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第52章 サプライズパーティー

｢乙女って……｣
｢何よ！真理くんったらその目は？
　乙女は美名ちゃんと、このわたしよ☆｣
｢ぐげ――っ激しく違……｣

　言いかけた真理の頭を拳でグリグリしながら志村はにこやかに言う。

｢一時はどうなる事かと思ったけど綾波くんも退院出来たし、美名ちゃんも元気になったし！
　プリキーは吐きそうになる位に忙しいし！
　めでたい事だらけね――！
　今日は盛大にやりましょ！｣

　プリキーは、今日は久々の一日オフだった。
　オフと言っても、美名は朝から病院へ出掛けていたし、他の面々も準備を必死にしていたからゆっくりはしていないのだが、皆生き生きと作業をやっていた。

｢長野の合宿を思い出すわねえ……
　今日は桃子ちゃん達が学校の行事で来れなくて残念だったわねえ……｣

　志村は溜め息を吐く。