この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ガーディスト~君ヲ守ル~
第5章 姿をうつすもの
つぐみは医務室のベッドで眠っていた。
だんだんと意識がはっきりしてくる。


「じゃあ彼女をよろしくお願いします」


誰かの…声?


……

………

……………!!



「…ゆーじ?」


つぐみ…いや、"つばき"はゆっくりと体を起こした。
カーテンの向こうには人影が見える。
シャッとカーテンを開くと、女性の看護師の姿が見えた。


「あら、起きたのね」

「今、ゆーじいませんでしたか?」

「ゆうじって…さっきの彼のこと?」

「そうですっ…!」


慌てて追いかけようとするが、看護師に呼び止められた。


「待ちなさい! そんなに急に動いたらまた倒れちゃうわよ!」

「え?」

「あなた、貧血で倒れたのよ。ちゃんとご飯食べてるの?」


(貧血…)


つばきは改めて周りを見渡した。


「ここ、どこ?」

「大丈夫? あなたはこのビルで働いてるんでしょ?」

「…」


窓の外を見ると、まだ明るい。
周りには高層ビルとタワーがはっきりと見えた。

いつもはつばきが目覚めるのは、ほぼ夜だった。
そして大抵つぐみの家でだ。


(つぐみさん…ここで働き始めたの?)


ボーッとしているつばきを心配して、看護師は顔を覗き込む。


「本当に大丈夫? 頭打ったかしら…病院行く?」

「やっ…全然大丈夫です!」


我に返り、つばきは平静を装った。


「それならいいけど…ちゃんとご飯食べなさいよ?特に肉類。野菜も一緒に取ること!」

「はいっ、すみませんでした!」

とりあえず謝っておく。


「あと彼にお礼言いなさいね。あなたをここまで運んできたんだから」


(そうなんだ! てことは、ゆーじもまだこのビルのどこかにいるのかな?)


/313ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ