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ガーディスト~君ヲ守ル~
第16章 《番外編》死んでもストーカーする男(後編)
一方祐司たちは、別々の取り調べ室で事情聴取を受けていた。


「鎌田の幽霊か…ふん、幽霊なんているのかね? 青木綾はストーカーされて精神が病んでたんじゃないのか?」


目の前に座っている刑事は鼻で笑いながらバカにするように言った。


「その判断はあなたに任せます。とにかく俺たちは昨日からずっと青木さんのそばにいましたから、彼女が潤さんを殺せるはずがありません」


祐司は冷静に刑事を見据えながら言った。


「……」


刑事も鋭い目つきで祐司を直視する。


(こいつ…全くブレねぇな…。たいていのやつは、何もしてなくても少しは動揺するもんだ。よっぽど修羅場をくぐり抜けてきたか、もともと肝が座ってるか…ボディーガードにしとくにゃ、もったいねぇな…)


刑事は祐司を見てニヤリと笑った。


「…わかった。んじゃあ、青木綾の身の回りで何か変わったことはなかったか?」


そう言いながら刑事は懐から煙草を取り出した。


「吸うか?」

「いえ」


煙草に火がつくのを見届けると、祐司は不可解な点について説明し始めた。刑事は2、3度煙草をふかすと、適当に灰皿に押し付けた。


「なるほど、つまり…青木綾になりすましたやつがいるってことか」


祐司は頷いた。


「…わかった、じゃあそっちの線で捜査してみっか」


刑事がそう言った後、扉をノックする音とともにスーツ姿の男が入ってきた。


「圭吾先輩…」

「朝比奈…」



祐司と刑事の声が重なった。


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