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夢を叶えて?ぺコリーヌ☆
第4章 勇人、清水の舞台からダイブするつもりで
「ねえ、その手品、どこで習ったの?ひょっとして独学?」


「ん?ま、まあ、そうかも」


「今度お家に遊びに行っていい?手品教えて!?」


「うん?え?う、うん……て、エエエエエ!?」


「約束ね!」


茜は頬を赤くして小走りに教室を出ていった。


呆然と立ちすくんでいたが視線を感じて窓を見るとペコリーヌが逆さまの格好で張り付いてこちらを見ていた。


「ぎゃあ」


「゜▽゜)゜▽゜)ぬらぬらぬら勇人お前は毎回驚いてくれて楽しいのう」


「ちっとも楽しくないよ!」


「どうだ?良かったろう?茜と距離がぐーんと縮まったぞ?゜▽゜)」


縮まっ…た、のか?

そう言われると無意識に口元が緩んでしまう。


ペコリーヌの髪がバラリと逆立つと、目がキラリと光り、よく響く声で言った。


「ぬらぬら。今日の勇人のお願い事でお前の毛根は10個死に絶えたぞ」


「……は?」


「言っただろう。願い事が叶う度にお前の毛根が少しずつ死んでいくとな」


全身鳥肌が立った。

「ちょ――待てよ!」


「゜▽゜)まあどの道人間は年齢を重ねると毛根が衰えるのだろう?
それが少し早まるだけぬら。
あ――良い魔法を使ったら眠くなったぬら……
わたくしはもう寝る。
勇人、お家デート計画のプランを考えておくのだぞ……ふふふふ」


「ペコリーヌ!」


ペコリーヌは忽然と消えた。
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