パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 甘い夜

力が抜けてだらりとするあたしの中から抜き取りベッドに寝かせてくれる。


ごぽりと音がした秘部から、熱い液体がでろでろと溢れてシーツに広がるのが分かる。


目を閉じて息を整えてると、そっと唇を塞がれた。


わざとらしく水音をたてて唇を啄み、舌を挿し込んであたしの舌を絡め取る蒼汰さんは、唇を重ねたまま


｢さすが俺の杏奈…。堪えれるようになったんだ…？｣


と甘ったるい声で囁き、舌を絡めてきた。


ちゅ、と音をたてて唇を離され、伸びた唾液を舐めとると、あたしの身体を起こした蒼汰さん。


うっすら目を開いて見つめると、にこにこと笑って抱きしめてくれる。


な、何今の…。


可愛い…


｢あーんな｣


耳元で囁かれ、ぺろっと耳を舐められる。


｢ぁんっ…｣


思わず小さく喘ぐと、蒼汰さんがあたしの顔を覗き込んできた。


｢あー…そっか。杏奈耳弱かったもんな？
じゃあもっといじめてやろーっと｣


｢っあ、ダメ…！っん、あ…｣


耳の穴に舌を突っ込まれて舐められ


｢ひゃんっ…｣


と変な声が出てしまう。


｢声エロいよ、杏奈…｣


…だ、誰のせいで！


誰のせいでこんな声出てると思ってるんですか！