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蜜恋~お義父さんとは呼べなくて~④牡丹の花の咲く頃には
第12章 李家の御曹司

「ウォンジュンさま、落ち着いて下さい」
キョンシルは懸命に言った。しかし、ウォンジュンは憑かれたように喋り続けている。
「キョンシル。まずは僕と付き合ってみてくれないか。返事はそれからで良い。ゆっくりと考えてくれて構わないゆえ、とにかく遊ぶつもりで、僕と付き合って欲しい」
「私はまだ、あなたさまがどんなお家に住んで、何をして暮らしているかも知らないんですよ」
「だから、僕を見る時間を与えると言っているんだ!」
キョンシルは懸命に言った。しかし、ウォンジュンは憑かれたように喋り続けている。
「キョンシル。まずは僕と付き合ってみてくれないか。返事はそれからで良い。ゆっくりと考えてくれて構わないゆえ、とにかく遊ぶつもりで、僕と付き合って欲しい」
「私はまだ、あなたさまがどんなお家に住んで、何をして暮らしているかも知らないんですよ」
「だから、僕を見る時間を与えると言っているんだ!」

