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貴方に出逢えて。
第11章 ✿喜びと哀しみ✿

聖也のことは好きだし森生の事を考えてはいけないと思うが、そう思えば思うほど森生のことが頭から離れなかった。

そんな凛の焦りを知ってか知らずか聖也はいつも凛を優しく胸に抱きしめてくれる。

温かい肌に触れ、鼓動を聞いていると凛はいつも安心できるのだった。









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