この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
第3章 退学

ノリから連絡を受けた夢

「そうか…さんきゅノリ」

携帯を切る

「夢…戻るのか?」

「戻るわけないだろ、なぁカズ…」

「ん?」

「お前だけは…いつも俺の味方してくれたけど…俺が間違ってるって思ったことあったか?」

「ないょ。あったら多分今俺ら一緒にいねーと思うし…」

「そっか」


「ん、中学ん時、夢に助けてもらったあの日から、俺は夢についてくって決めたし、」

「優等生のお前が、一気に成績落ちて、センコー驚いてたよな(笑)」

「あぁ…勉強ばっかだったからな俺、友達も居なくて…いじめの標的だった…いつも屋上に呼ばれた…」

「仲間がお前呼び出して…パシりさせたり、俺こいつ馬鹿だなって思ってたよ…」

「でも、あの日…夢が来てくれなかったら俺多分………死んでたかも…」

「ん、仲間がお前がよその学校の奴らに連れていかれたって言うからさ…気になってさ…」

「怖かった……ょ…」

「行ったら裸で震えてたもんな…」

「小便もらしてたしな…かっこわり…夢見てつい泣いちまった」

「泣いて俺にしがみついたな…」

「だってよ…すげー怖くて…知らねー男に犯される寸前だったんだぜ!!」

「間に合って良かったよ……あん時の傷…まだ時々痛むよ」

腕を出す夢

ナイフで刺された傷

「…ごめん…俺のせいだ……」

「もう、いいよ…何回謝んだよ…」

「夢…俺、夢が……」

「ん?」

「イヤ…何でもない、なぁ!!走り行こうぜ!!」

2人で夜の街道を走った
/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ