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彼女は思い通りにいかない
第8章 私の気持ち~志織side~

そんなことはない。
ただ最初のうちは猫をかぶってるだけで。
「すごく簡単なことじゃん。私も好きっていうだけでしょ?」
「……それができたら苦労してないよ~」
そもそも私自身、好かれてる自信なんかなかったもん。
そりゃエッチはしてたけど、相手は10歳も年上の社会人だよ?
相手にされないって思うでしょ。
「愛に年の差なんて関係ないよ?」
「…拓海ってさ、見た目は爽やかでカッコいいのに、時々古くさいよね」
「志織の毒舌よりマシだと思うけど?」
私は自分の頭を撫でた。
昨日久しぶりに触ってくれた。
いつもみたいに。
どんな気持ちで私に触れたの?
まだちょっとは望みを持ってもいいのかな?
ただ最初のうちは猫をかぶってるだけで。
「すごく簡単なことじゃん。私も好きっていうだけでしょ?」
「……それができたら苦労してないよ~」
そもそも私自身、好かれてる自信なんかなかったもん。
そりゃエッチはしてたけど、相手は10歳も年上の社会人だよ?
相手にされないって思うでしょ。
「愛に年の差なんて関係ないよ?」
「…拓海ってさ、見た目は爽やかでカッコいいのに、時々古くさいよね」
「志織の毒舌よりマシだと思うけど?」
私は自分の頭を撫でた。
昨日久しぶりに触ってくれた。
いつもみたいに。
どんな気持ちで私に触れたの?
まだちょっとは望みを持ってもいいのかな?

