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~散花~
第32章  朝見

ここから先はわたくしは入れませんので…と言うなり、掃司の女官はそそくさと紅梅宮へ戻ってしまった。

ここからは一人。

しかし道に迷うことはない。

門をくぐればそこはもう白洲で、忌まわしき仕置きを味わわされた、あの前庭だ。

既に、着飾った多数の后妃が露台の前に整列していた。




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