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如月茜(きさらぎ あかね)
第6章 第6章:目覚めればスッポンポン、朝食はトントン
(あぁ、もう……! なんか空気が尊すぎて、息をするのも申し訳ないんですけど…)
(…っ!)
(やばい、昨日の今日で、急にこんな「丁寧な暮らし」みたいな聖戦の後の朝食を出されても、情緒がバグります……!)
爽やかな朝の光がリビングに差し込んでいるというのに、母娘の胸を満たしていたのは、常識では計り知れない異様なまでの充足感と、昨夜の記憶がもたらす熱っぽかった。
母親の恵麻が信じられない言葉を口にする。
「……茜さん」
昨夜の激昂や羞恥心は綺麗さっぱりと消え失せ、恵麻はうっとりとした、どこか狂おしいほどに欲深い目を茜に向けた。
「今晩も、私のパンティーを検品していただけて……よろしいでしょうか」
あまりにも淫らで、あまりにも生々しいその言葉を、朝の日常の延長のような平然としたトーンで放った母親の姿。
隣で聞いていた娘の美咲は、一瞬我が耳を疑い、心の中で盛大に絶句した。
(――え……? マ、ママ……? 何を朝からズカズカと、こんな際どいことを生々しく言ってるの……っ!?)
昨日までの自分なら、間違いなくドン引きし、耳を塞いでいただろう。
しかし、美咲の胸のなかで渦巻いていたのは、驚愕だけではなかった。
母だけが、あの絶対的な快楽と満たされた領域へ先に行ってしまうのではないか。
自分だけがその恩恵から取り残されてしまうのではないかという、言いようのない焦燥と強烈な独占欲が、美咲の喉元までせり上がってきたのだ。
「わ、私も……! 茜さん、私のを……私のパンティーも検品、お願いします……っ!」
もはや、そこに昨夜までの拒絶や戸惑いは微塵もない。
母娘の足並みは完璧に揃い、2人は茜によって塗り替えられた新たな「ルール」のなかを、抗うことも忘れ、陶酔しながら突き進んでいくのだった。
ガチャリ、と椅子を引く上品な音。 それから、玄関へと向かう軽やかな足音と、ドアが静かに閉まる音。
茜は、あれだけの狂気と濃厚すぎる儀式を繰り広げたというのに、まるで「いってきますのチュー」でも置いていくかのような自然なノリで、あっさりと仕事に出かけていってしまった。
「ありがとう、恵麻さん、美咲ちゃん。本当に……ありがとう」
(…っ!)
(やばい、昨日の今日で、急にこんな「丁寧な暮らし」みたいな聖戦の後の朝食を出されても、情緒がバグります……!)
爽やかな朝の光がリビングに差し込んでいるというのに、母娘の胸を満たしていたのは、常識では計り知れない異様なまでの充足感と、昨夜の記憶がもたらす熱っぽかった。
母親の恵麻が信じられない言葉を口にする。
「……茜さん」
昨夜の激昂や羞恥心は綺麗さっぱりと消え失せ、恵麻はうっとりとした、どこか狂おしいほどに欲深い目を茜に向けた。
「今晩も、私のパンティーを検品していただけて……よろしいでしょうか」
あまりにも淫らで、あまりにも生々しいその言葉を、朝の日常の延長のような平然としたトーンで放った母親の姿。
隣で聞いていた娘の美咲は、一瞬我が耳を疑い、心の中で盛大に絶句した。
(――え……? マ、ママ……? 何を朝からズカズカと、こんな際どいことを生々しく言ってるの……っ!?)
昨日までの自分なら、間違いなくドン引きし、耳を塞いでいただろう。
しかし、美咲の胸のなかで渦巻いていたのは、驚愕だけではなかった。
母だけが、あの絶対的な快楽と満たされた領域へ先に行ってしまうのではないか。
自分だけがその恩恵から取り残されてしまうのではないかという、言いようのない焦燥と強烈な独占欲が、美咲の喉元までせり上がってきたのだ。
「わ、私も……! 茜さん、私のを……私のパンティーも検品、お願いします……っ!」
もはや、そこに昨夜までの拒絶や戸惑いは微塵もない。
母娘の足並みは完璧に揃い、2人は茜によって塗り替えられた新たな「ルール」のなかを、抗うことも忘れ、陶酔しながら突き進んでいくのだった。
ガチャリ、と椅子を引く上品な音。 それから、玄関へと向かう軽やかな足音と、ドアが静かに閉まる音。
茜は、あれだけの狂気と濃厚すぎる儀式を繰り広げたというのに、まるで「いってきますのチュー」でも置いていくかのような自然なノリで、あっさりと仕事に出かけていってしまった。
「ありがとう、恵麻さん、美咲ちゃん。本当に……ありがとう」

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