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白衣を脱いで~北新地の夜に溶け合う三人の蜜
第2章 淫らな飲み会
業務が終わった金曜日の夜、病棟と薬剤部合同の飲み会があった。 毎月1回催される恒例の行事だった。
場所は駅前の居酒屋。ドクター、ナース、薬剤部は部長を含むほぼ全員が集まった。調剤の緊張も、病棟での処方提案も、麻薬管理の厳格さも、ここでは一旦棚上げされる。
アルコールが入ると、無礼講な空気へと一変する。
薬剤部では、表向きは冷静な専門家の集団だが、内実は複雑な男女関係が幾重にも絡み合っていた。
田村先生と外科のドクターが長年の不倫関係にあることは、ほぼ周知の事実だ。若手の佐藤くんは、香澄にアプローチしつつ、別のパート女性とも関係を持っている。調剤助手の一人は、夜勤明けに他部署の男性とホテルに消える。部長と私の関係も、完全に秘密というわけではなかった。知る人は知り、見て見ぬふりをする。それがこの部の、暗黙の了解だった。
居酒屋の個室で、ビールが回り始めると、際どい空気が漂い始めた。 部長が私の隣に座り、自然に膝を寄せる。私の黒パンスト越しの太ももに、彼の手が軽く触れる。誰もが気づいているのに、誰も口に出さない。
「美香、今日のカンファでのドクターの質問への回答、助かったよ」
「いえいえ、当然のことをしただけです」
端的なやり取りの裏で、彼の指が私の膝の内側を、ゆっくりと撫でた。私はグラスを傾けるふりをして、脚を少し開いた。熟れた桃の果皮が、すでに熱を帯び始めている。
隣の席では、田村先生が外科のドクターと肩を寄せ合い、耳元で何かを囁いている。
佐藤くんは香澄の隣で、彼女の髪に触れるふりをして耳たぶをくすぐっていた。香澄は困ったように微笑みつつ、私のほうをちらりと見る。
「先輩……みんな、すごいですね」
「慣れるわよ。ここは、そういう場所」
私は短く答えた。香澄の目に、戸惑いと、わずかな興奮が混じっているのがわかった。彼女は私を尊敬し、女性として憧れつつ、この場の空気に少しずつ染まり始めていた。
場所は駅前の居酒屋。ドクター、ナース、薬剤部は部長を含むほぼ全員が集まった。調剤の緊張も、病棟での処方提案も、麻薬管理の厳格さも、ここでは一旦棚上げされる。
アルコールが入ると、無礼講な空気へと一変する。
薬剤部では、表向きは冷静な専門家の集団だが、内実は複雑な男女関係が幾重にも絡み合っていた。
田村先生と外科のドクターが長年の不倫関係にあることは、ほぼ周知の事実だ。若手の佐藤くんは、香澄にアプローチしつつ、別のパート女性とも関係を持っている。調剤助手の一人は、夜勤明けに他部署の男性とホテルに消える。部長と私の関係も、完全に秘密というわけではなかった。知る人は知り、見て見ぬふりをする。それがこの部の、暗黙の了解だった。
居酒屋の個室で、ビールが回り始めると、際どい空気が漂い始めた。 部長が私の隣に座り、自然に膝を寄せる。私の黒パンスト越しの太ももに、彼の手が軽く触れる。誰もが気づいているのに、誰も口に出さない。
「美香、今日のカンファでのドクターの質問への回答、助かったよ」
「いえいえ、当然のことをしただけです」
端的なやり取りの裏で、彼の指が私の膝の内側を、ゆっくりと撫でた。私はグラスを傾けるふりをして、脚を少し開いた。熟れた桃の果皮が、すでに熱を帯び始めている。
隣の席では、田村先生が外科のドクターと肩を寄せ合い、耳元で何かを囁いている。
佐藤くんは香澄の隣で、彼女の髪に触れるふりをして耳たぶをくすぐっていた。香澄は困ったように微笑みつつ、私のほうをちらりと見る。
「先輩……みんな、すごいですね」
「慣れるわよ。ここは、そういう場所」
私は短く答えた。香澄の目に、戸惑いと、わずかな興奮が混じっているのがわかった。彼女は私を尊敬し、女性として憧れつつ、この場の空気に少しずつ染まり始めていた。

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