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熟女人妻・美香―人妻薬剤師の禁断の処方箋―
第1章 疼く熟れる体。禁断の処方箋~忘年会
背中を滑る黒髪、肩甲骨の優しい曲線、腰から尻への柔らかな膨らみ。すべてが、誰にも愛でられていない。夫のキスマークが消えた体は、まるで冬の枯れ木のように、静かに乾いていくようだった。

胸の奥が、じんわりと痛む。欲求不満というより、それは激しく愛されていた記憶へのノスタルジアであり、失われゆく若さに対する悲哀だった。

シャワーの蛇口を捻る。勢いよく熱い湯が降り注ぎ、頭頂部を強く叩いた。最初の一瞬、熱さが肌を刺すように感じ、思わず息を飲む。やがて全身を包む温もりが、冬の冷えた体を溶かしていく。

湯の音が脱衣場に響き渡り、激しい雨音のように耳を満たす。白い湯気が立ち上り、浴室の鏡の表面をゆっくりと曇らせ、私の裸体を柔らかくぼやけさせた。

目を閉じ、熱い飛沫を顔に受け止めた。水滴がまつ毛に絡み、頰を滑り落ち、唇の端に触れる。微かな塩味が、舌先に広がった。湯は首筋を伝い、鎖骨の窪みを満たし、乳房の丸みを優しく撫で下ろす。

乳首に当たる水の流れは、かつて夫の舌が這った感触を思い出させ、甘く切ない疼きを呼び起こした。熱い滴が先端を転がり、落ちていくたび、小さな震えが背筋を駆け上がる。

両手で胸をそっと抱き、指の間から溢れる湯を感じた。肌の表面が火照り、毛穴の一つ一つが開くような感覚。湯気が鼻腔をくすぐり、石鹸の甘いフローラルの香りと混じり合う。手で体を洗い流すと、泡が腰の曲線を滑り、尻の谷間を優しく包み、太ももの内側をぬるりと伝った。

秘部の柔らかな茂みに湯が注ぎ込むと、熱さと湿り気が混ざり合い、かつて夫の指や舌が愛撫した場所に、淡い疼きが蘇る。

「ん……」

思わず小さな吐息が漏れた。シャワーの熱い奔流が背中を叩き、肩から腰へ、尻からふくらはぎへと激しく流れ落ちる。足元に溜まる湯が、足の指の間をくすぐるように渦を巻く。鏡はすっかり白く曇り、私の姿を抽象的なシルエットに変えていた。それはまるで、失われた情熱の残像のようだった。
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