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美香・透明な婚姻
第5章 生まれたままの白昼夢

彼の腰のピッチが速くなると、私はもう、彼の唇を受け止める余裕すら失っていた 。後ろ手に自分の肢体を掴み、膣内に食い込んで私を引きはがそうとしない肉棒を見つめながら、白い喉をのけぞらせて激しく喘ぐ 。私はすでに何度も絶頂の波に飲まれていたが、彼はその変化に気づかぬほど、己の衝動に突き動かされていた 。

「ねえ……よし兄……うう、ああん……まだ、いかないの……?」

「もう少しだ。美香さんはどうだい? 昨日みたいに、もう何度もいってるんだろ?」

「……あああ、そう……そうよ……だから、よし兄も早く……」

私は身体を覆う最後の一枚を完全に剥ぎ取り、私たちはテントの中で、初めて生まれたままの姿となった 。

終焉の足音が聞こえる 。仰向けになった私の中へ、再び彼の分身が深く突き刺さる 。遮るもののない全裸の私を目にして、彼の興奮は最高潮に達したのだろう。その表情が快楽による苦悶に歪んでいくのを見て、彼が間もなく絶頂を迎えることを確信した 。

「美香さん……いきそうだ……まじで……もういいかい……出して?」

「あああ……もう、いいって……あああああ、出して……!」

彼は私の両手首を強く握り締め、渾身の力を込めて腰を突き出した 。その最後の瞬間を、私も共に迎えたかった 。瞑っていた目をかろうじて開き、彼の顔を見つめる 。

彼はきつく目を閉じ、激しく息を乱しながら、昂ぶりを一点へと集めていく 。視線を落とせば、重なり合う互いの陰毛が、濃い影を作っていた 。

今日一番の、猛烈な速度で彼が動く 。恥骨と恥骨が激しく衝突し、下半身をきしませるような鈍い感覚が、私を最後のアクメへと導いていく 。淫乱にも自分の乳房をもみながら、彼の絶頂の瞬間を待った。

よし兄が私の腰に手を回し、繋がったままの私の身体をふわりと宙に持ち上げる 。

「うっ、出る……出すぞ……美香さん」

「うん……きて……私もいっちゃう……いく、いく、いく……!」
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