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美香 〜遠い専務と私の二年間〜
第2章 泡の夢、肌の熱
引き抜かれた肉棒がもたらした一瞬の空白に、私の身体は激しく震えた。熱を孕んだ浴室の空気が、急に冷たく感じられるほど、私の内側は彼の存在を欲して飢えていた。

「あっ、はぁ……っ、圭佑、さん……ぬ、抜かないで、おねが、い……っ」

ウブな女の仮面なんて、もうとっくに剥ぎ取られていた。十人以上の男を知っているというプライドも、経験豊富だという自負も、圭佑の圧倒的なペニスと、子宮を直接揺さぶるような狂おしい快感の前には何の意味もなさなかった。私はただ、彼の激しい愛撫に翻弄され、快楽の波に溺れるだけの無力な女に成り下がっていた。

「美香、そんなに欲しそうな顔をして……可愛いよ」

低く、愉悦に満ちた圭佑の声。彼の手が私の腰を再び強く掴み、引き寄せる。
そして、先ほどよりもさらに強い力で、一気に最奥までレバー色の陰茎が突き立てられた。

「ひゃあぁあぁっ――! んんっ、あ、あ、熱い、のっ、入って、るぅ、ううっ!」

ドン、と鈍い音が私の身体の奥で響いたような錯覚に陥る。子宮口を容赦なく小突かれ、脳の芯まで痺れるような快感が、背腔を駆け上がっていく。

「あ、はっ、ひぁっ、そこ、だめぇ、壊れちゃうっ、ああっ、あんっ!」

彼は手加減を忘れ、激しく腰を打ち付け始めた。濡れた肉と肉が激しく衝突する、卑猥な音が浴室に反響する。シャワーの水音さえもかき消すほどの、生々しい快楽の音。

「くっ……美香、中が、ものすごく締め付けてくる……っ」

「んぁぁっ、はぁっ、だって、すごいの、圭佑さんの、おっきくて……っ、はぅあッ! あ、あ、縦に、擦れて、るぅうぅっ!」

うねる肉襞が彼の太さを余すことなく感知し、彼が腰を引くたびに内臓ごと引きずり出されるような、そして突き込まれるたびに内壁が はち切れんばかりに拡張されるような、圧倒的な充足感。

激しいピストンの中で、私の陰核もまた、彼の腰骨や激しく波打つ陰毛に押し潰され、強烈な摩擦を受けていた。上下からの波状攻撃に、私の思考は完全に融解していく。

「あぐっ、う、あ、あぁぁーっ! 圭佑さん、それ、それすごいのっ、ひゃぅ、あ、あ、また、いっちゃう、いくぅぅうっ!」

「いけ、美香……いいぞ、いいぞ、美香」
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