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「今日は大丈夫だから、着けなくていいよ」~バカな女の戯れ言
第1章 着けなくていいか、着けさせるか…
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 丁寧な前戯と愛撫で、わたしの緊張と気分を解きほぐし…
 その気にさせ…
 十分に感じさせてくれ…
 たっぷりと、いや、滴るくらいに濡れ…
 オトコは、いざ、薄さ0.1mm以下のポリウレタン製を装着しようとする――

 わたしは…
「着けなくていいよ」
 敢えて、艶っぽい濡れた声をして言う。

 さらに…
「今日は大丈夫だから…」
 と、熱い目で見つめ、囁く。

 すると、ほとんどのオトコ達は…

「え…」
 と、一瞬の戸惑いを目に浮かべ…

「そ、そうなの?」
 そう、訊いてくる。

「うん…大丈夫…だから」
 わたしは、オトコを見つめ…
 微笑む――

 だけど…
 それは、わたしの想い、気持ち一つ――

 そして、それは、わたしの中での…
 オトコの基準としての線引きであり…

『アナタは合格よ…』
 という、答えでもある――

 わたしは、妊娠しない体質…
 いや、正確には、病気、疾病というべきなのであろうか…
『卵管が詰まっている症状』なのである。

 友人に産婦人科医がいる――
 そして、30歳の時に、検査をした。

 なぜなら、酔い潰れて…
 中出し、ヤり逃げされてしまい、慌てて掛け込んだ…という、恥ずかしい経緯があったのだ。

 とても、恥ずかしく、間抜け過ぎて、他人にはいえない――
(いや、今、こうして暴露してるだろっ(笑))

 酒に酔い…
 何度となく、あるような、ないような(笑)

 そして、そのついでに…
 そういえば、今までよく妊娠しないな?
 そんな疑問から、調べてもらって、判明した事実である。

 だけど、現代医学では、今、それは、比較的簡単に改善、治療できるそうで…
 でもわたしは、結婚願望もなければ、子供が苦手…
 だから、放置している―――

 さて…
 そんな理由だからこその、わたしの線引きの基準とは――

『着けなくていいのか、着けさせるのか』
 
 それはつまり…

 相手のオトコに対する、わたしの想いの判断基準に左右されるということ。


 
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