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真衣先生・犯られる
第1章 1
ぼくは、物置小屋が気になってしょうがない。
真衣先生と土本、黒澤の3人の姿が目に焼き付いている
あの、土本の下品な笑い。
鼻の下を延ばした黒澤の顔。
ぼくも、少し、飲み過ぎたようだ。変な想像で、頭が一杯になっている。

もしや、あの物置小屋で、土本と黒澤は飲み直すのか?
そこに、真衣先生を呼ぶ?
まさか!
そんなはず無い。

ぼくは、物置小屋を確かめようと思った。
ちょうどいい、酔いを覚ますのに、外の空気にあたろう…
そう思って、再び上着を着ると、しっかりと身支度を調えた。

家の外の風と雪は荒れ狂っていた。
物置小屋を見ると。
ちょうど校舎から、ぼくの住宅からの方向からは、休憩室の窓は見えない。
クルマは先ほどと同じように、まだ止まっている。
すこし回り込んでみよう。ぼくはそう思った
その時、ぼくは気づいた。
雪の上に足跡がある。強い風でかき消さそうになっているが、3、4人ほどの足跡が物置小屋の奥、休憩室の方に続いていた。
その足跡の元をたどれば、ちょうど真衣先生の住宅の方角と一致する。
ぼくもその足跡に合流して、裏に回る。
窓が見えた。その窓は、何かの厚い布で目張りがされているように見えた。でも、隙間から光がこぼれている。
誰が、何の目的で?
この窓には、もともとはカーテンは無かったはずだ。内側から中の様子が見えないように細工されている。
ぼくの心臓は高まった。中を確かめたい。

ちょうど都合が良いように、この物置小屋には2階に続く鉄階段がある。古く錆びたついた階段だが、がっちりした造りで、2階の小さな入口につながっている。
その2階の入り口には鍵もかかっていない(こんなイナカの物置小屋には鍵などどこにもありませんでした。その当時は皆さん、家の前のクルマもみんなキーを付けて駐車していました。もちろんぼくも。クルマのキーの置き場所は、バイザーの裏でした)

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