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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第102章 若き脅迫者
部屋の重い扉が閉まり、カードキーが差し込まれて明かりが灯った瞬間、時雨崎を支配していたのは、ずっと待ち焦がれていた極上の人妻をようやく手に入れられるという、底知れない欲望の噴出だった。20歳という若さゆえに、その性欲はあまりにも真っ直ぐで、性急だった。
「澪さん……っ」
時雨崎は入室するなり、澪の身体を強く抱きしめた。スマートでありながらも女性らしいメリハリのあるその見事な肉体を腕の中にしっかりと抑え込み、若い男特有の荒い息遣いを耳元にかける。そして、怯える彼女の耳たぶに唇を寄せると、どこかねっとりとした口調で囁いた。
「今夜は急いで帰る必要なんてないですから。明日の朝まで、ふたりきりの時間をゆっくりと楽しみたいんです。ねえ、いいでしょう?」
オブラートに包んではいるが、それは紛れもない朝まで解放しないという宣告だった。澪は血の気が引くのを感じた。鬼頭が昼間、雄一の前で「今夜は徹夜になるかもしれない」と言い放った予想が、最悪の形で的中していたのだ。この若い男は、言葉の裏で、夜が明けるまで自分を貪り尽くす意思を露骨に示している。
絶望に身をすくめる澪の様子を、時雨崎は自らの腕の中で満足げに感じ取っていた。さらに強まる腕の力を感じながら、澪の呼吸がわずかに詰まる。時雨崎はもう我慢が限界に達しているかのように、そのまま強引に澪の唇を奪おうと顔を近づけてきた。
「……っ、やめてっ!」
澪は咄嗟に顔を背けると、両手を時雨崎の胸に押し当て、突き飛ばすようにして彼を拒絶した。激しい嫌悪感と恐怖から、身体が自然と拒否反応を起こしていた。
突き放された時雨崎は、一瞬だけ驚いたように目を見開いたが、すぐに不機嫌そうな歪んだ笑みを浮かべた。
「何、今さら拒んでるんですか。ここに来た意味、分かってますよね?」
時雨崎はもう一度、力任せに強引に距離を詰め、澪の手首を掴んで引き寄せようとする。しかし、澪は必死に身をよじり、涙目で首を振りながら頑なにその身体を拒絶し続けた。
「澪さん……っ」
時雨崎は入室するなり、澪の身体を強く抱きしめた。スマートでありながらも女性らしいメリハリのあるその見事な肉体を腕の中にしっかりと抑え込み、若い男特有の荒い息遣いを耳元にかける。そして、怯える彼女の耳たぶに唇を寄せると、どこかねっとりとした口調で囁いた。
「今夜は急いで帰る必要なんてないですから。明日の朝まで、ふたりきりの時間をゆっくりと楽しみたいんです。ねえ、いいでしょう?」
オブラートに包んではいるが、それは紛れもない朝まで解放しないという宣告だった。澪は血の気が引くのを感じた。鬼頭が昼間、雄一の前で「今夜は徹夜になるかもしれない」と言い放った予想が、最悪の形で的中していたのだ。この若い男は、言葉の裏で、夜が明けるまで自分を貪り尽くす意思を露骨に示している。
絶望に身をすくめる澪の様子を、時雨崎は自らの腕の中で満足げに感じ取っていた。さらに強まる腕の力を感じながら、澪の呼吸がわずかに詰まる。時雨崎はもう我慢が限界に達しているかのように、そのまま強引に澪の唇を奪おうと顔を近づけてきた。
「……っ、やめてっ!」
澪は咄嗟に顔を背けると、両手を時雨崎の胸に押し当て、突き飛ばすようにして彼を拒絶した。激しい嫌悪感と恐怖から、身体が自然と拒否反応を起こしていた。
突き放された時雨崎は、一瞬だけ驚いたように目を見開いたが、すぐに不機嫌そうな歪んだ笑みを浮かべた。
「何、今さら拒んでるんですか。ここに来た意味、分かってますよね?」
時雨崎はもう一度、力任せに強引に距離を詰め、澪の手首を掴んで引き寄せようとする。しかし、澪は必死に身をよじり、涙目で首を振りながら頑なにその身体を拒絶し続けた。

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