この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第95章 女体の摂理がもたらす刹那の静けさ
鬼頭はゆっくりとソファーから立ち上がると、澪の目の前へと歩み寄り、その顎を長い指先でグイと持ち上げた。その瞬間、鬼頭の纏う空気がビジネスのそれから、一気に淫靡な主従のそれへと変貌する。冷徹な瞳が、怯える澪の瞳を真っ向から見下ろした。
「それから、澪。……俺とキスをするんだ」
「え……っ?」
いつもの「澪くん」という仕事の呼び方ではなく、愛人としての呼び名である「澪」と呼び捨てにされ、さらに「俺」という一人称を使った鬼頭の剥き出しの要求に、澪だけでなく雄一も愕然として声を失った。愛人の澪にキスを要求したのだ。呆然とする二人に対し、鬼頭は傲慢とも言える、しかし激しい独占欲を孕んだ口調でその理由を語り始めた。
「俺は君と愛人契約を交わしている立場だ。それでありながら、これまではルールを厳格に守り、君とのキスをずっと我慢してきた。それなのに、今週末になれば、他の男……真壁とかいう男におめおめと君の唇を奪われるという。そんな理不尽な話が、俺にとって納得がいくと思うかい? 他の男にその唇を許すくらいなら、その前に俺が君の唇を奪うのが筋というものだ」
「鬼頭、さん……」
澪の唇が小刻みに震える。愛人契約という絶対的な主従関係を盾にされ、さらに今週末の決定事項を引き合いに出されては、拒むことなど出来なかった。雄一は、目の前で再び妻の尊厳が別の男に支配されていく光景を、ただ拳を血が滲むほど握り締めながら見つめるしかなかった。
/1142ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ