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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第85章 希望の瓦解と自らねだる屈辱の肉穴
織部が下卑た笑い声を上げたその時、すぐ側でカメラを向けていた神楽坂が、哀れみの混じった冷酷な笑みを浮かべて口を挟んだ。
「おや、織部くん。澪くんはまだ、何か大きな勘違いをしているようだね。……澪くん、君は織部くんとのこの一度のセックスを受け入れて彼を逝かせれば、宇佐美くんがここに戻ってきて、彼を盾に織部くんを遠ざけられるとでも思っているのかい? これ以上の陵辱を避けて、君自身が精神的に壊されないために、彼を利用しようとしていたのだろう?」
「え……っ?」
神楽坂に己の姑息な思惑を完全に看破され、澪はシーツに顔を伏せたまま、ピクリと身体を硬直させた。
「気の毒だが、それは甘い幻想だよ。宇佐美くんを一時的にこの場から外して別室へ移したのは、君の夫である雄一くんが私に必死に懇願したから、彼の必死の哀願に免じてそうしてあげただけなのだよ。確かに、君がこうして織部くんに抱かれて彼をしっかりと逝かせたら、約束通り宇佐美くんをこの部屋に戻そう。だがね、戻ってきた彼が君の盾になってくれるわけがないだろう? 私はね、彼がここに戻ってきたら、いない間にあったことをすべて話してあげるつもりなのだよ。君が宇佐美くんのいなくなった後、真壁くんに『愛している』と言ったり、熱い唾液の交換をしたり、『澪』という呼び捨ても了承して、さらには真壁くんを『あなた』と呼ぶようにしていたこと……それらをすべてね。……さて、それを聞いた宇佐美くんはどう思うかな? そんな話を聞かされても、なお君と睦み合うと思うのかい? それだけじゃない、今こうして織部くんに自ら挿入を求めて、淫らにおねだりしたという事実も、しっかりと伝えてあげるよ」
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