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聖母-愛と犠牲の果て-
第3章 第一章:非情な契約
「契約は成立だ。……履行は明日からとする。明日の夜、赤坂の料亭『千歳』へ来い。そこで、お前が俺の愛人として、俺を心底満足させられるだけの極上の女かどうか、その肌の張りから奥の締まりまで、徹底的に吟味してやる」
鬼頭は逃げ場を失った澪の顎を、太く逞しい指で強引に持ち上げた。
「聞いたか、雄一。お前の妻は、俺との『逢瀬』を、お前の目の前で行うことまで承知したんだ。明日からこの女は、俺だけのものだ。……今日はせいぜい、最後の一晩を家族水入らずで過ごすんだな」
欲望にぎらつく視線は、恐怖に震えながらも気高く家族を守ろうとした澪の全身を、服の上からでも剥き出しにするかのように舐め回していた。今すぐその衣を剥ぎ取りたい衝動を抑え、あえて猶予を与えることで夫婦の絶望が熟成するのを待つかのように、鬼頭は不敵な笑みを深くした。
鬼頭は逃げ場を失った澪の顎を、太く逞しい指で強引に持ち上げた。
「聞いたか、雄一。お前の妻は、俺との『逢瀬』を、お前の目の前で行うことまで承知したんだ。明日からこの女は、俺だけのものだ。……今日はせいぜい、最後の一晩を家族水入らずで過ごすんだな」
欲望にぎらつく視線は、恐怖に震えながらも気高く家族を守ろうとした澪の全身を、服の上からでも剥き出しにするかのように舐め回していた。今すぐその衣を剥ぎ取りたい衝動を抑え、あえて猶予を与えることで夫婦の絶望が熟成するのを待つかのように、鬼頭は不敵な笑みを深くした。

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