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聖母-愛と犠牲の果て-
第2章 序章②
先日、鬼頭は憔悴しきった夫婦を前に、一枚の書類を突きつけた。
「いいか、鴫原。借金の返済期限はとっくに過ぎている。本来なら、お前も、その小さな娘も、どこへ売り飛ばされるかわかったもんじゃない」
鬼頭は冷笑を浮かべ、震える澪の体をなめるように見つめた。
「だが、一つだけ慈悲をやる。澪さん、お前が俺と『愛人契約』を結ぶんだ。お前という女のすべてを俺に差し出し、俺の欲望を満足させる道具になれ。そうすれば、旦那の借金は待ってやるし、娘の生活も保証してやる……。どうだ、返事を聞かせてもらおうか」
夫婦の目の前で突きつけられた、あまりにも汚らわしい契約。 鏡の中の自分を見つめ、澪は愛する家族を守るため、自分を捨てて鬼頭の「肉の檻」に囚われる覚悟を決めようとしていた。
「いいか、鴫原。借金の返済期限はとっくに過ぎている。本来なら、お前も、その小さな娘も、どこへ売り飛ばされるかわかったもんじゃない」
鬼頭は冷笑を浮かべ、震える澪の体をなめるように見つめた。
「だが、一つだけ慈悲をやる。澪さん、お前が俺と『愛人契約』を結ぶんだ。お前という女のすべてを俺に差し出し、俺の欲望を満足させる道具になれ。そうすれば、旦那の借金は待ってやるし、娘の生活も保証してやる……。どうだ、返事を聞かせてもらおうか」
夫婦の目の前で突きつけられた、あまりにも汚らわしい契約。 鏡の中の自分を見つめ、澪は愛する家族を守るため、自分を捨てて鬼頭の「肉の檻」に囚われる覚悟を決めようとしていた。

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