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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第113章 人妻の達観と誤算の暴発
今にも最奥を貫かれようとするその瞬間、澪は真壁の肩に視線を固定し、冷徹にその動きを制した。
「……本気で、私を妊娠させるつもりなの?」
低く、しかし驚くほど落ち着いた澪の声が寝室に響く。真壁の腰の動きが一瞬だけ止まった。澪は頭上で拘束されたまま、その冷ややかな瞳を男に向け、淡々と問いを重ねる。
「本当に、私とあなたの子どもを作りたいの?」
その言葉を聞いた真壁は、せっかくの興奮に水を差されたと言わんばかりに、あからさまに不快げな表情を浮かべて舌打ちをした。
「ちっ……おいおい、今さら興ざめするようなことを言うなよ」
真壁は澪の首元に顔を近づけ、苛立ちの混じった荒い息を吹きかけながらも、その瞳の奥にある執着をさらにギラつかせ、傲慢に言い切った。
「でもさ、やっぱり孕ませるよ。こんなにいいオンナを目の前にしたんだ。男なら誰だって、自分の種を植え付けてめちゃくちゃに支配してやりたいって思うだろ? それが本能ってやつだよ」
どこまでも自分本位で、歪んだ支配欲を剥き出しにする男の言葉。
しかし、澪はここで真壁を完全に興ざめさせては意味がないと、瞬時に理性を働かせた。彼の欲望をさらに煽り立て、この3日間の契約を決定づけるために、澪は深く息を吸い込むと、すべてを受け入れるように静かに目を閉じた。
「……分かったわ。そこまで言うなら……」
まずは冷静にそう応じると、澪はゆっくりと目を開け、真壁の首の後ろに回した両腕に微かに力を込めた。そして、熱を帯びた吐息を漏らしながら、挑発するような、どこか誘うような潤んだ瞳で男をじっと見つめ返し、一気に熱を孕んだ言葉を紡ぎ出す。
「あなたの好きなようにして……。その熱いもので、私を奥までめちゃくちゃにして……っ」
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