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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第113章 人妻の達観と誤算の暴発
手から離れたブラジャーが床へと静かに落ち、弾むようにして完全に露わになった豊かな双丘が、寝室の冷たい空気に晒されて緊張に尖る。
「……くそ、やっぱりたまんねえな」
真壁はベッドに腰掛けたまま、荒くなった息を吐き出しながら声を漏らした。
「あの懇親会の夜、朝までずっとお前の全裸姿を見てたってのにさ。こうしてまたお前の身体を見ると、信じられないくらいそそられる。何度見ても飽きねえよ、その身体は。その乳首の色も、本当に綺麗でそそる。ほら、次は下だよ。焦らさないで、早くしろよ」
あの夜の記憶を呼び起こしながら、さらに興奮を滾らせる真壁の声には、隠しきれない焦燥が混じり始めている。澪はその焦りさえも冷徹に観察しながら、次の動作へと移った。
澪はショーツのウエスト部分を両手の指で掴むと、静かに腰を落としつつ、ゆっくりと布地を下げ始めた。まずは恥丘のラインギリギリ、ほんの数センチだけ下げたところで、ピタリと動きを止める。
「おい……」
生殺しのようなお預けに、真壁の喉がゴクリと鳴り、もっと見せろと言わんばかりに身を乗り出して欲しがる反応を示した。澪はその様子を冷ややかに見届けてから、さらに速度を落として、なだらかな太ももまでショーツを滑らせていく。
布地が膝まで達すると、澪は足を少し開き、片足ずつ丁寧にショーツから足を抜く動作をしてみせた。バランスを保ちながらしなやかに足を動かすその一連の仕草は、どこまでも真壁の視線を翻弄し、その支配欲を煽り立てる。
最後にショーツを完全に床へと落とし、澪は静かに立ち上がった。
遮るものは何もない。ラベンダーカラーの下着はすべて足元に崩れ落ち、澪の白くしなやかな肢体は、部屋の明かりの下で完全に剥き出しになった。愛する夫以外の男の前で、ストリッパーのように煽情的に下着を脱いだうえに、一糸まとわぬ姿で立ち尽くす羞恥心は、言葉にできないほど彼女の胸を締め付けたが、澪の瞳に宿る光だけは、決して消えてはいなかった。
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