この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第113章 人妻の達観と誤算の暴発
真壁は、澪がすでに中出しに備えて避妊リングを処置していることなど知る由もない。ただ無防備な危険日の身体に、生のまま己の欲をぶつける優越感に浸り、言葉で澪を追い詰めようとしていたが、現実的な問いを突きつけられ、若い男特有の焦燥と苛立ちが一瞬浮かび上がる。しかし、彼はすぐに負け惜しみのように、サディスティックな歪んだ笑みを無理に取り繕って返した。
「は、ハハ……何マジになってんのさ。どうするかって? そんなの、お前と旦那が話をして、さっさと堕ろせばいいだけの話だろ」
そのあまりにも軽薄で不謹慎な、命を侮辱するような言葉に、澪の心は凍りつく。しかし真壁は気に留める風もなく、残酷な言葉を重ねた。
「俺の子供を身籠ったお前を見て、旦那が絶望する顔が見たいだけだしさ。子供ができたらできたで、お前たちが勝手に困ればいいんだよ。俺には何の関係もないね」
どこまでも無責任で、ただ目の前の支配欲を満たしたいだけの、薄っぺらな悪意。その言葉を聞いた瞬間、澪の胸を満たしたのは恐怖ではなく、深い軽蔑だった。 やはりその程度の考えでしかないのだと呆れる気持ちが勝る。
覚悟も責任感もない、ただの子供じみた嫌がらせに過ぎず、そんな薄っぺらな悪意に自分の心まで動かされる必要はない。好きなように身体を蹂躙すればいいが、どれだけ身体を汚されようとも、プロジェクトを成功させて家族を守るという自分の目的も、雄一や紬との絆も、こんな無責任な男に傷つけられるはずがないという確固たる思いが、澪の心を支配していた。
澪はそんな強い思いを心の奥底に深く秘めながら、真壁には何も言い返さず、ただ冷たい目を静かに向けるだけに留めた。激しく言い合って対立する価値すら、この男の言葉にはない。自分が耐えることで守ろうとしている雄一と紬の存在の尊さに比べれば、この男の悪意などあまりにも卑小だった。
しかし、その澪の沈黙と、決して折れない強い眼差しは、言葉以上に真壁のプライドを逆撫でした。「求めるようにする」と言いながらも、その瞳には一切の怯えがなく、自分をただの無責任な子供として見下している冷ややかな蔑みがこもっている。その無言の圧力に、真壁は自分が優位に立っているはずなのに、なぜか言い知れぬ居心地の悪さと焦りを覚え始めていた。
/1142ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ