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愛と犠牲の果て~人妻を堕とす愛人契約~
第112章 消えゆく抗い、非情の中出し宣告
ふと視線を落すと、黒いトランクスの上からでも、真壁のペニスが凶暴に勃起しているのがはっきりと分かった。薄い布地を大きく押し上げるようにして、禍々しく自己主張しているその存在が、澪の視界に嫌応なしに飛び込んでくる。
これからあの場所から放たれる大量の熱い精液が、自分の意思とは無関係に、危険日である自分の身体の奥深くへと直接注ぎ込まれ、満たされていくのだ。避妊リングの守りすら打ち破られるかもしれないという大きな不安を抱えたまま、ただ真壁の歪んだ支配欲を満たすためだけに孕まされ、自らの内側を白く汚されていく――そう想像しただけで、澪は底知れない嫌悪感と、絶望的な恐怖に全身を激しく震わせるのだった。
「お願いします……っ、許してください……」
澪はたまらず両手で自身の顔を覆い、すがるような細い声を絞り出した。
「どうしてもと言うのなら……せめて、コンドームを買ってきて、それをつけてください。お願いします……夫がいるんです。もし本当に妊娠したら…………どうか、お願いします……」
愛する夫を少しでも安心させるために告げたあの言葉。その最後の砦すらも奪われることだけは、どうしても耐えられなかった。涙ながらに必死に訴えかける澪に対し、しかし真壁はどこか呆れたように、鼻でふっと笑ってその懇願をあしらった。
「はは、何言ってんのさ。今さらそんなこと言われても困るよ」
「え……?」
「旦那がいるから何? そもそも、こんなことになった原因を作ったのはお前自身だろ」
真壁は責め立てるように澪を見つめ、嗜めるような口調でありながら、その瞳には冷酷な色を宿して言い放つ。
「あの懇親会の夜のことだよ。お前、あの時俺たち男全員をそそるような、あんないやらしいスーツとスケスケで過激な下着を着て、さんざん誘惑してただろ? 俺たちの理性を吹き飛ばすようなあられもない格好を見せつけてさ」
「ちがっ……あれは……!」
「それがそもそもの始まりなんだよ。お前があんな格好で俺たちを煽らなければ、こんなことにはならなかったんじゃない? 自分が蒔いた種なんだからさ。完全に自業自得じゃん。それを今さら被害者ぶって、避妊しろだなんてちょっと虫が良すぎるよ」
真壁の容赦のない言葉に、澪は息を呑んだ。
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