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妄想実現SMクラブ FIVE HOURS 序章
第2章 指南役 優季
艶やかな女性的な紅と、罪人を縛る時に用いる麻縄とのコントラストが際立っていた。優季の華奢な体に、流れるように這わされる、自由を奪う罪深き縄。本当はしてはいけないことをしているという、後ろめたさを感じていた。だが彼は優季の踏み込み難い気品と、美しさを間近に見て、罪の重さと誘惑との間で葛藤していた。

「だんだん…上手くなってきたね…優秀…優秀…」

そうジュンを褒めていた優季だが、言葉の合間に「はぁ…」と息が漏れ始めていた。ちょうど5回目の縛りが終わり、縄がすべて解かれたところだった。

「はぁ…私に縛られていたから…縄の加減を憶えるのが早い…」

ジュンは何度も優季を縄で縛るうちに、縄の締め加減を憶え、彼女にとってきつすぎない締めを理解し始めていた。

思い出したように、「最後に大事なことを教えるね…縄を解くときは素早くじゃなくて…ゆっくりと…時間をかけて解いてくれる…?」

「分かりました…」とジュンは素早く知識を吸収していく。

「解くとき…俺…早かったですか…」と続けて質問した。
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