この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • 小
  • 中
  • 大
  • テキストサイズ
シアター"名画座"で逢いましょう
第15章 二組のカップル

タクシーを降りた女は夫の広に抱きついただけではなく、貪るようなディープなキスさえ交わし始めた。

「停めて!停めてください!
私、やっぱりここで降ります!!」

夫に男と一緒にいてるところを見られてはバツが悪いなどと思っている場合ではなかった。
夫が不倫をしているのは彼から知らされていたけれど、こうやって直接、夫と女がイチャイチャしているところを見てしまっては堪忍袋の緒が切れてしまう。

タクシーが停車するや否や、運転手が後部ドアを開けるよりも先に日菜子は自分からタクシーのドアを開けて飛び降りた。

「あなた!誰よ!その女!!」

喘ぐ時とは、まったく異なる悲鳴にも似た大きな怒鳴り声を上げて、大股で日菜子は夫の広の元へと駆け寄る。
よもや妻の日菜子がここにいて、ベロチュウで愛人の十和子とバイバイの挨拶を交わしているところを目撃されたのだから不倫を公にしている広だったが、どうにも具合が悪い。

「ひ、日菜子!どうして?!」

「どうしてもこうしてもないわよ!何よ、その派手な女は!」

それが夫の不倫相手の女だと重々承知の上のことだったが、熱い抱擁をしてディープなキスまで目撃してしまっては頭に血を登らせるなと言う方が無理だった。

「言ったろ。僕は不倫していると。
ちょうどいい機会だから紹介しょう。彼女が僕の不倫相手の十和子だ」

広に紹介された十和子は、思いもよらぬ妻の日菜子の登場と、こんな風に紹介されるとは思っても見なかったので、あたふたしながらも「十和子です」と一応頭を下げた。
/202ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ