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シアター"名画座"で逢いましょう
第11章 初めての職質
刑事の張り込みならば犯人にバレないように地味な服装をすればいいのだろうけれど、「あの人」に見つけてもらうためには、なるべく目立つ服装がいい。
日菜子は学生時代に着ていた超という形容詞がピッタリのミニスカートを久々に履いてみた。
姿見の鏡に我が身を写して驚いた。
こんなにも膝上の丈が短かったかしら?
きっと階段を昇降すれば下着が見えてしまうかもしれない。
学生時代、そんなことを考えたこともなかった。
人に見られてどうこうよりも、自分さえ良ければ見映えなんて考えたこともなかったし、むしろ、自分を見せることに満足していたような気もする。
学生の頃は下半身がスースーしていようがお構い無しだったけれど、さすがに20代後半だと股間が涼しすぎて、パンティーを履いているものの、なんだか頼りない気がしてしまう。
自然と階段を昇降する時にはヒップにバッグを当ててガードしてしまう。
学生時代、こんな恥ずかしい格好をして街中を歩き回っていたんだわと、今更ながら恥ずかしさが込み上げてくる。
どうやらマイクロミニというのは男心を寄せ付けるようで、すれ違う男達の視線は日菜子の股間に釘付けになっていた。
羞恥心は、ある意味媚薬効果をもたらす。
男達の痛いほどの視線に日菜子の股間はぐっしょりと濡れはじめていた。

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