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小便臭い変態マゾ牝奴隷でも愛してくれますか〜 改訂版
第9章 それから先導くんが私を見る目が変わりました
『理沙 視点。小6(12歳)』

 時間の縛りが消し飛んでしまう放課後の教室という檻から、出ることができた解放感と同時に言いようのない寂しさを感じた。

 彼とお別れしないといけないからだ。

 目指す場所のない歩みは、薄ら寒くて、重い。

 だから、この一歩が薄ら寒くなる。

 次の一歩も、きっと薄ら寒いのだろう。

 あたたかみのない汚泥の中を歩くような感覚。

 家に帰っても、私(わたし)の居場所など……どこにもないのだから。

 恨めしさを含んだ視線を彼に向けると、話し声が聞こえてきた。 

「最近、神野坂さんと一緒に帰っているみたいね……もしかして、アナタたち付き合っているの」

「それは、篠崎さんの勘違いだよ♥」 

「そうなのね?」

 先導くんは、誰のことが気になっているんだろう。

 今、話している篠崎さんかな?

 知りたい。知りたいけど、知りたくない。

「なんだ、まだ気になることでもあるのか?」

「え~っとね……あ、これ言ってもいいのかなぁ……」

「もったいぶるなよ!」

「たぶん、なんだけど……神野坂さん、先導くんのことが好きなんじゃないかな?」

「どうして、そう思ったんだ。彼女から告白されたことはないぞ。デートに誘われたこともないなぁ」

「う~ん、どうしてって言われても……色々あるんだよ、女の子には。タイミングとか、あとは……気になる人に誘われないと、行きたくないって思うし……ところで先導くんは、神野坂さんのことをどう思っているの?」

「妹みたいな存在かな? 休日の彼女は、薄いキャミソール一枚と、下半身は太ももが脚の付け根まで丸見えなショートパンツという、夏場とはいえ、かなり薄着といえる格好をしているんだよ。無防備すぎて、放っておけない感じかな」

「それって、異性としては、見ていないって、ことかな?」

 篠崎さんにとっては、非常に重要なことらしかった。

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