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警察学校拘束体験研修
第2章 第2部
女性講師は、穏やかな声で全員に伝えた。

「お仲間の1人…手錠をかけられて…もう話せなくなったからね…分かるわね…?」と動揺する参加者に状況を伝えた。

彼女は捕縛したばかりの参加者から、運動着に付いていた班名と番号を示すテープを外した。

「あなたたちは私たち講師の監視下にあるからね…よく考えなさい…」と念を押した。

彼女は監視下に置いた参加者たちに手錠を掛けていった。その途中、脚を崩していた参加者がいれば、「正座しなさい…」と厳しく命じ、それが実行されるまでその場を離れなかった。


参加者たちは大人しく従い、選択の余地がなく、手錠をかけられることを受け入れていた。

布が口に入れられる「んぐぅ…」という声が同時に2か所から聞こえ始めていた。

彼女たちは首をせわしく動かしていた。その声が近いのか遠いのか、見えない中で空間的な位置を把握しようとしていた。ビリビリという音に怯え、耳を手で覆いたくなる衝動に首を揺らし、仲間を助けたいという想いが胸を締め付け、手錠が外せない歯がゆさに肩が揺れてしまう。
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