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2026 人質交換を託された女
第2章 大役
1階建ての銀行支店がすぐ近くに迫っていた。正面出入口はシャッターが下りており、ここから入ることはできなかった。犯人グループに指定された銀行の裏口に向かって進んだ。
この横はロビースペース、その隣はATMコーナーと、脳内に描かれた平面図を思い出し、シャッターの下りた側を歩いていく。建物の中からは音が全く聞こえなかった。
左に曲がり、隣のビルとの間にある細い道をゆっくりと通路なりに進んだ。突き当たりに行員専用の出入口があった。真っ黒の分厚い金属扉だった。すでに中から見られている気配を感じていた。
「ふぅ…」と大きく深呼吸した。
耳からは「いよいよだな…」と声が聞こえ、頷きそうになるが、見られていることも考え、頷きは抑えた。
扉をコンコンとノックした。何も反応がなかった。だが数秒の後、施錠解除の金属音が聞こえ、扉がゆっくりと開いた。
身長180cmほどの男が体を扉から半分だけ出し、姿を現した。目撃情報どおり全身黒の服で、頭にフードを被っていた。
この横はロビースペース、その隣はATMコーナーと、脳内に描かれた平面図を思い出し、シャッターの下りた側を歩いていく。建物の中からは音が全く聞こえなかった。
左に曲がり、隣のビルとの間にある細い道をゆっくりと通路なりに進んだ。突き当たりに行員専用の出入口があった。真っ黒の分厚い金属扉だった。すでに中から見られている気配を感じていた。
「ふぅ…」と大きく深呼吸した。
耳からは「いよいよだな…」と声が聞こえ、頷きそうになるが、見られていることも考え、頷きは抑えた。
扉をコンコンとノックした。何も反応がなかった。だが数秒の後、施錠解除の金属音が聞こえ、扉がゆっくりと開いた。
身長180cmほどの男が体を扉から半分だけ出し、姿を現した。目撃情報どおり全身黒の服で、頭にフードを被っていた。

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