この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
海に漂う星屑のように
第3章 海を見下ろす
【海を見下ろす】

「あー、いい買い物した」
赤レンガ倉庫を出た陽菜多は満足気に歩く。その買い物をした結果の紙袋は、目下、俺が従者のように持たされているところだった。

時刻は午後3時を回ろうとしている。
そろそろ俺は眠いのだが・・・。

なんとなく、こいつ、さっきより足取りが浮ついている気がしないでもない。
まさか・・・もっと付き合えとか・・・

「よし!今度はアレ!」
言わないよな?と思った矢先、陽菜多が指さした先を見て、俺は軽いめまいを覚えた。

ソイツの指がぴたりと示していたそれは、みなとみらい地区にそびえる大観覧車、コスモクロック・・・だった。

「戻るじゃねえかよ!」

俺は思わず本音が出てしまう。
そう、俺達は、臨港パークから赤レンガ倉庫まで歩いてきた。
その途中、渡った女神橋や横目に見てきたカップヌードルミュージアム、そのあたりから奥に入ったところが、みなとみらい地区が誇る観光地のひとつ、よこはまコスモワールドであり、その象徴たる大観覧車こそ、コスモクロックなのだ。

つまりは、来た道を半分ほど戻ることになるのである。

「ええ〜、イヤなのぉ?・・・」
俺が上げた不満げな声に、更に輪をかけたような不満顔を陽菜多が見せる。
そして、ポツリと

ツミホロボシ・・・

なんて寂しそうに呟く。

だああああ!!
わかった、わかったよ!!
行きゃーいいんだろが!

さすがの俺も、若干キレ気味だったかもしれない。
それでも、行くと言ったとき、陽菜多がした表情はなんとも素直に嬉しそうに見えた。

ううぅっ!

こうして、俺達は、てこてこ歩いて、横浜にあるミニ遊園地、よこはまコスモワールドに向かうことになったのである。

よこはまコスモワールドは、みなとみらい21地区に位置する約30種類のアトラクションを擁する、入場料無料の遊園地である。その敷地面積は22,700㎡であり、例えば東京ドームシティアトラクションズ(昔の後楽園遊園地)よりちょい小さいくらいである。もちろん、某ネズミの国とは比べようもないほど小さい。
/26ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ