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エロ本を拾っただけなのに <女子高生・優香>
第16章 《春の雪解け》
秋が深まり、街にクリスマスの気配が漂い始めた頃。
聡は優香に、ある質問を投げかけた。

『もうすぐ年末だね。
 そういえば、ゆうかちゃんの誕生日はいつなのかな?
 大切な君が生まれた日を、僕もお祝いしたいんだ。
 特別なプレゼントを用意したいから、教えてくれるかな?』

優香は浮き立つ心でペンを走らせた。
さとるさんが私の誕生日を気にしてくれている。
それだけで、胸が温かくなった。

『ありがとうございます!
 誕生日は12月15日です。もうすぐなんです。
 その日で17歳になります』

メモを受け取った聡は、冷静に計算した。
「17歳か……」
つまり、彼女が法的にも自由な「18歳(成人)」になるには、あと丸一年と少し必要だということだ。

「長いな。だが、焦る必要はない」

聡は思考を切り替えた。
成人はまだ先だが、17歳という年齢は、少女と大人の狭間で揺れ動く、最も不安定で美しい時期だ。
ならば、この誕生日は「大人の階段」を登らせるための、重要な通過儀礼にするべきだろう。

「プレゼントは……これしかないな」

聡は、これまでで最も過激な要求を、美しい言葉で包んで送ることにした。
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