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エロ本を拾っただけなのに <女子高生・優香>
第7章 《秘密の共有》
それから数日が過ぎた。

優香の日常は、少しずつ変化していた。
学校と部活が終わると、なんとなく公園のベンチを確認するのが癖になっていた。
意図的に探しているわけではない。ただ、「また落ちていないかな」という淡い期待が、無意識に視線を誘導していたのだ。

そんなある日のことだった。

(えっ!?)

優香の心臓が跳ね上がった。
あったのだ。あの白い封筒が。
これで三度目だ。

周囲には誰もいない。
優香は吸い寄せられるようにベンチへ近づくと、慣れた手つきでそれを回収した。

(今回は、少し重い……?)

ずしりとした重みを感じながら、優香はリュックに押し込み、小走りで帰宅した。

部屋に入り、逸る気持ちを抑えて封筒を開ける。
今回も期待を裏切らない、マニアックな雑誌だった。
さっそく読もうとページをめくった、その時だった。

パラリ、と雑誌の間から一枚の紙が落ちた。

「えっ?」

それは、パソコンで打たれた無機質なプリント用紙だった。
不思議に思いながら拾い上げ、書かれている文字を目で追う。

『この封筒を拾ってくれた君は、前の2冊も受け取ってくれた人かな?』
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