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夜来香 〜若叔母と甥、禁忌の果て〜(改訂版)
第18章 章間⑥
叔母に貰った問題集はかなり進んでいる。
次のカテキョの時間も問題ない。
だから、学校から帰ると食事とお風呂以外はとにかく絵を描いていった。
そして陽翔は倒れた。
「あ~ぁ…38度5分…今日は学校休んで病院行くのよ……」
母の言葉に頷くしかない。
明日は叔母が来る日だ。
週末にはあのアトリエに行く約束もある。
一刻も早く治すには安静しかない。
「お医者さんはなんて?……」
「インフルエンザだって言われた…」
病名を告げられると身体は余計に辛さを訴えてきた。
ベッドで寝ていると、母がスポーツドリンクを持って入ってきた。
「水分摂るのよ…お昼はおうどん作るから……結奈には明日は無理って伝えておくからね……」
「え?…」
嫌だと表情に出たのか母は呆れた顔をする。
「だめよ…インフルエンザなんだから移しちゃ困るでしょ……」
【ほんとに結奈のこと…好きになっちゃったのね……】
母はポンポンと肩を叩いて出ていった。
「そう…陽翔はしんどそう?……うん、わかった……また来週かな?…お大事にって伝えておいて……うん、はい…じゃね……」
姉からの電話を切るとベッドに転がり天を仰いだ。
陽翔のことはもちろん心配だ。
でも会えない寂しさの方が強かった。
姉も出かけるのは断ったと言っていた。
二人きりで過ごすのもお預けというわけだ。
クローゼットを開けて乳白色のディルドを取り出す。
「陽翔っ…明日はたくさん挿れさせてあげようと思ってたのにっ……」
ショーツの上から淫裂をなぞる。
陽翔の肉棒を思い出しながら、濡らしていく。
【違う…陽翔のはもっと熱い……】
身体は火照り出すのに気持ちがついてこない。
深い溜め息をついた。
「だめだな…私は……」
陽翔への気持ちに気づいてから、私は…私は…になっていた。
いい大人がみっともない…。
もう首の痕は消えていた。
明日からは本当に陽翔の女として会いに行ける…とでも勘違いしていたのか、舞い上がっていた。
【格好悪……】
ディルドをベッドに放り投げる。
「もう一度シャワーを浴びよ……」
熱いシャワーから水へと変えていく。
火照る身体と空回りする気持ちを抑えたかった。
【落ち着けよ…私……】

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