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幸せのカタチ
第9章 お鍋

「手羽元もいいけど手羽先はもっといい出汁が出て40分も煮込めばホロホロになってマジで美味しいのよ…」

それを聞くと雅紀は興奮した様にこう言うのだ。

「手羽先は思いもつかなかったなぁ…今度作ってみよう…」
「是非、作ってみて…私はお鍋のお野菜を食べながら手羽先を煮込んでいくけどね…」

すると、電話の向こうで何かを考えている様だった。
そして、こう言う。

「今度、未来さんのその手羽先の水炊きを俺に作ってくれない?」
「え?…」

私はそれを聞いて驚いてしまった。
尚もこう言ってくるのだ。

「11月の連休に作って欲しいな…」

雅紀は11月の連休にも私に会いに来てくれると言う。
これ以上嬉しいことはないと思った。

私は別にイヤではなかったのでこういったのだ。

「いいわよ、でも私のお鍋って男みたいな感じのお鍋だから…」
「いやいや、それでいいんだよ…」

「そう?なら、それで作るわ…」
「ありがとう…愉しみだなぁ…ハイボールで食べたいね…」

私はそれを聞いてちょっと笑ってしまった。

「じゃ、私はノンアル飲んで頂くわ…」

私は倫也を亡くしてからアルコールが身体に合わなくなってしまいお酒などが飲めなくなっていた。

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