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暴行!青野雪子
第2章 不信
冷えた体を温めたくて浴室に行きシャワーを浴びた。スポンジにソープをつけてドロドロに汚れている陰部を丁寧に洗った。

タオルを巻いて部屋に戻ると冷えた缶ビールを飲んだ。時計を見ると14時を回っていた。外は晴天、遠くを飛行機が飛んでいる。西向きの窓からは富士山がかすかに見えた。

またスマホが鳴った。今度は姉だった。
「雪子、ごめん。あなたまで巻き込んでしまって」
「・・・うん・・・」
雪子と勝又優太郎の関係のことを姉は知らない。だから大岩からそれをネタに乱交に参加させられてことも姉は知らなかった。姉は雪子が恥ずかしめを受けたのが自分のせいだと思っているのだ。
「宮野が総裁になれたときにはちゃんと埋め合わせするから」
雪子は、なれるわけないよと思ったが
「わかった。なれるといいね!」
そう言ってスマホを切った。

またスマホが鳴った。今度は出版社だ。
「青野さん」
「はい」
「週刊政界の金田です」
「お世話さまです」
「こちらこそ。それで大岩大五郎の続報はどうなってます?」

そうだ、近いうちに書くと先日の電話で話していたのを思い出した。
「ごめんなさい。新しいネタが全然なくって」
「そうですか。じゃ勝又優太郎はどうでしょう?」
勝又のスキャンダル?私のこと?
「え?何かあるんですか?」
「何かご存じかと思いました。今日16時から記者会見があるんです」
「え?知らないです」
そうか、さっきの電話はそのことか・・・。
「実は記者会見の内容をご存じかと思ったんです」
「あの記者会見って突然決まったんですか?」
「ええ。さっきマスコミに一斉にファックス流したみたいです」
「わかりました。記者会見見ます。ご連絡ありがとうございます」
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