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愛染明王の御前で
第10章 第十話

「今度はこうしてあ・げ・る」
梢の肛門ばかりを執拗に責めていた藤乃の舌は、頭全体を使って激しく上下に動き出した。
前後の穴を一度に舐め上げる行為であった。
ぶちゅるちゅるちゅちゅる…。
唇と舌とをいっぱいに使い、唾液を絡ませながら猛烈な愛撫の嵐が梢を襲った。
「あっ!!!あっっっっっっーーー!!!!」
女性らしさを感じられた優しい愛撫などどこへやら。
淫のスイッチが入ってしまった野獣のように、強烈に梢の二つの穴が吸われる。
「いいでしょう?両方を一編に舐められるの、感じるでしょう?」
はいとは言えない。
もし、はいと言ってしまえば、藤乃の行為を許容したことになってしまう。
ギリギリの線で我慢する必要が梢にはあった。
無下にはできないが、許すこともできない。
お店になにかあったら、という思いが梢を踏みとどまらせている。
しかし。
肛門を初めて舐められる行為がこれほどに気持ちがいいものとは梢は知らなかった。
友達同士での会話でも、そこまでの性の知識は得ることができていない。
経験した友達もいたかもしれないが、そこまでのことを告白してくれる、あけすけな友達はいなかった。
梢の肛門ばかりを執拗に責めていた藤乃の舌は、頭全体を使って激しく上下に動き出した。
前後の穴を一度に舐め上げる行為であった。
ぶちゅるちゅるちゅちゅる…。
唇と舌とをいっぱいに使い、唾液を絡ませながら猛烈な愛撫の嵐が梢を襲った。
「あっ!!!あっっっっっっーーー!!!!」
女性らしさを感じられた優しい愛撫などどこへやら。
淫のスイッチが入ってしまった野獣のように、強烈に梢の二つの穴が吸われる。
「いいでしょう?両方を一編に舐められるの、感じるでしょう?」
はいとは言えない。
もし、はいと言ってしまえば、藤乃の行為を許容したことになってしまう。
ギリギリの線で我慢する必要が梢にはあった。
無下にはできないが、許すこともできない。
お店になにかあったら、という思いが梢を踏みとどまらせている。
しかし。
肛門を初めて舐められる行為がこれほどに気持ちがいいものとは梢は知らなかった。
友達同士での会話でも、そこまでの性の知識は得ることができていない。
経験した友達もいたかもしれないが、そこまでのことを告白してくれる、あけすけな友達はいなかった。

