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第1章 初夜から激しい愛

すると雄大さんは、私から離れてしまった。

「雄大さん？」

「今日はここまでにしよう。」

「えっ。」

ど、どうして⁉

「雄大さんは、イかなくていいの？」

少しだけ笑った雄大さん。

「初めてなのに、これ以上はキツイでしょ。」

目の前が暗くなった。

私は、好きな人を満足させられない女？

「待って下さい。」

私はもう一度、雄大さんを抱き寄せた。

「私で、出して下さい。」

「えっ……」

「トイレとか、浴室で出すなんて、嫌ですっ！」

あまりの惨めさに、涙が出て来た。

「泣かないで。」

雄大さんが頬にキスする。

「俺達、結婚するんだよ。そんなに焦ってどうするの。」