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女旅芸人衆の淫ら旅
第1章 第一章 医は妊術なり
門をを出た所でドクタースイフトはギョッとした。
後を託すと昨日別れたはずの杉田良案が正座して深々と頭を下げながらドクタースイフトを待ち構えていた。
ドクタースイフトは彼が諦めきれずに、何がなんでも旅のお供をするつもりなのだと思わずにはいられなかった。
「ショウコリモナク、私ニツイテクルツモリデスカ?」
「いえ、先生と交わした約束を破るつもりはございません
日本男児として師の言いつけは守るつもりです。
ですが、せめて波止場まで荷物持ちを務めさせていただきとうございます」
「約束デスヨ、港マデデスカラネ」
手荷物を良案に任せると、二人は港を目指して歩き始めた。
「先生、お瞭さんは納得されましたか?」
「ソノ事デス、良案…彼女ヲナーストシテ連レテ行キナサイ」
「お瞭さんを?」
それは願ったり叶ったりだった。
日本の医療を託されたとはいえ、
彼一人ではどうにもならないと途方に暮れていたからだ。
看護に関しては、お瞭さんがドクターからすべてを教えてもらっていただけに、彼女がいれば何とも心強い。

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