この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
心の中のガラスは砕けて散った
第4章 第2部 早紀
「 何故? 窺ったかお分かりですね 」
森川は項垂れたまま頷く、
応接室に沈黙の時間が流れ
靖之の頭の中に言葉が奔流の様に溢れ、

こんな男と・・・・

写真の中で腕を組みラブホテルへ、入って行く二人
車の中で顔を合わせている姿
展望台へ二人、腕を組み登って行く姿
藤堂から渡された二人の姿が、頭の中を駆け巡り
項垂れている 貧相な男の姿に力が抜け
大きな溜息を吐きだした

「 由美とは、離婚します 」
靖之は森川を睨み、吐き捨てる様言い

「 改めて慰謝料の請求はさせて頂きます
  責任だけは、取って頂きます 」
項垂れていた森川が 小さく頷いた 
靖之は 人事部長に顔を向け

「 御社では この様な場合 如何するのでしょう
  私は総務なので 余り関係御座いませんが
  大島に見て貰う様 伝えるつもりです 
  まあ 私も恥ずかしい思い・・・
  しますけどね では、失礼致します 」
/153ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ