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心の中のガラスは砕けて散った
第4章 第2部 早紀

「 何故? 窺ったかお分かりですね 」
森川は項垂れたまま頷く、
応接室に沈黙の時間が流れ
靖之の頭の中に言葉が奔流の様に溢れ、
こんな男と・・・・
写真の中で腕を組みラブホテルへ、入って行く二人
車の中で顔を合わせている姿
展望台へ二人、腕を組み登って行く姿
藤堂から渡された二人の姿が、頭の中を駆け巡り
項垂れている 貧相な男の姿に力が抜け
大きな溜息を吐きだした
「 由美とは、離婚します 」
靖之は森川を睨み、吐き捨てる様言い
「 改めて慰謝料の請求はさせて頂きます
責任だけは、取って頂きます 」
項垂れていた森川が 小さく頷いた
靖之は 人事部長に顔を向け
「 御社では この様な場合 如何するのでしょう
私は総務なので 余り関係御座いませんが
大島に見て貰う様 伝えるつもりです
まあ 私も恥ずかしい思い・・・
しますけどね では、失礼致します 」
森川は項垂れたまま頷く、
応接室に沈黙の時間が流れ
靖之の頭の中に言葉が奔流の様に溢れ、
こんな男と・・・・
写真の中で腕を組みラブホテルへ、入って行く二人
車の中で顔を合わせている姿
展望台へ二人、腕を組み登って行く姿
藤堂から渡された二人の姿が、頭の中を駆け巡り
項垂れている 貧相な男の姿に力が抜け
大きな溜息を吐きだした
「 由美とは、離婚します 」
靖之は森川を睨み、吐き捨てる様言い
「 改めて慰謝料の請求はさせて頂きます
責任だけは、取って頂きます 」
項垂れていた森川が 小さく頷いた
靖之は 人事部長に顔を向け
「 御社では この様な場合 如何するのでしょう
私は総務なので 余り関係御座いませんが
大島に見て貰う様 伝えるつもりです
まあ 私も恥ずかしい思い・・・
しますけどね では、失礼致します 」

