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心の中のガラスは砕けて散った
第10章 奈緒
石川は 頭を押さえたまま 己の腰も動かし始め
奈緒の頭を上下に動かし続ける、セックスドール?
安物のオナホールの様に 奈緒の頭を顔を口を扱い
呻きを上げた石川は 奈緒の頭を股間に押し付け、
動きを止め 陰嚢が微かな痙攣を繰り替えした

メタボな男が 下半身を出したまま
陽の差し込む シートの上に座り
ポッコリと突き出たお腹の下に ショウトヘアーの頭が
白いお尻を突き上げる様に伏せ、頭は男が押さえ付け
白い肌に赤い縄が絡み、男が押さえ付けていた手を外し
ノロノロとした動作で、奈緒が頭を上げ口元を
腕で拭い、回りをトロンとした目で見回した

「 奥さん 口を開けて 」 

朦朧とした目で カメラを見つめた奈緒が
口を開き、口腔内に何も無い事を示し
石川が起き上がり アシスタントの和田が
持っていたカメラを 手渡し シートを
畳み始めた 

「 そこに 立って !! 」

石川が 大きな木を指さし 奈緒は言われるまま
大きな木に背中を預け、石川のカメラが
ポーズを取る 奈緒の姿に シャッターを押し
ストロボの光りが 丸く輪に成った様な空き地に
何度も何度も、光を与えた
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