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はだれ降り覆ひ
第20章 子供の時の出来事
私が子供の時のお話をします。
その出来事は私の心に強く爪痕を残して、今のこの私を作った大きな要因になったように感じています。

私が保育園に行っていた時の出来事です。

私の通っていた保育園にある男の子がいました。
乱暴な子でした。
他の子を叩いたり、髪を引っ張っぱったり、他の子が遊んでいる遊具を取り上げるたり、そのような事をする子でした。
それも日常的に、そして楽しんでそのようなことをしているような子でした。
そして乱暴された子が泣きだすと、嬉しそうな顔をするのです。

先生が叱ってもやめる様子はありませんでした。
叱られることを何とも思っていないようでした。

朝、お母さんから連れて来られる時からお母さんの言うことを聞かないようでした。

お母さんと園長先生がお話ししている所をよくも見かけました。
お母さんも手を焼いていて、園長先生に相談しているように見えました。
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