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罪女磔刑
第3章 罪人 長澤 慶子

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From 慶子
2024-12-14 06:25
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17歳も年下の男性に好意を持っているだなんて、私が身の程知らずだという事は自分でも分かっています。
彼はまだ20歳ですから、これからの未来もある人です。
彼は同じ年代の人とお付き合いして、20歳という年齢にふさわしい幸せと未来を築くべきだと思います
私が彼に好意を持つなんて、してはいけない事です。
私のように年の離れた女は、彼の未来の為には良くないのです。
私が彼に気持ちを伝える事は、絶対にしてはいけない。
でも彼への苦しい想いが私の中で消えないのです。
彼の事が好きなのです。
もし彼が私の気持ちを知ってくれたら、
私はどんなにか幸せか分かりません。
彼の為に何かしてあげたい。
彼はまだ20歳になられたばかりです。
様々な悩みを抱えているかも知れません。
その悩みを聞いてあげたい。
私が受け止めてあげたい。
彼の手に触れていたい。
私の手を握って欲しい。
彼の腕に包まれて、
私が動けないくらいに、強く抱いて欲しい、
彼のされるがままにされたい。
でもこのような気持ちは、
決して言ってはいけない事です。
決して叶わない願いだと分かっています。
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