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第36章 歯磨き



 まだお仕事中の洗濯機を横目に、相馬が置いてくれた服を着て、バスタオルを頭から被って洗面所を出た。
廊下にエアコンの冷気を届けるためだろうか、居室の扉は開いていた。

 すっぴんの顔をタオルで隠しながら部屋をのぞき込むと、相馬はベッドの上でうつ伏せになって寝ていた。



 ――寝苦しそう……。

 蛍光灯が眩しかったのかな。

 そうだよね。
疲れてるだろ、とか言って、相馬のほうが疲れてるよね。

あんまり寝てないって言ってたし……クマ酷かったし。



 居室のカーペットに足を踏み入れて、そのままベッドの脇にしゃがむ。



 お疲れさま、いろいろごめんね。ありがとう。



 ワックスも落とさずに枕の上でくしゃくしゃになった相馬の髪に触れると、んん、と声を上げて相馬が身動ぎした。
慌てて手を引っ込めたけれど、相馬は体勢を変えただけで起きなかった。



 ――どうしよう。


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