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第29章 『ロールプレイングの下準備』

目の前に出来たてのラーメンが
届けられて仁は箸立てに立っている
割りばしを１膳真奈美に渡した。

真奈美の方には山盛の
コーンがこれでもかって乗っていて。

『って、それ…真奈美ちゃんのやつ
コーンマシマシ過ぎない？
真奈美ちゃんが若くて
可愛いからってサービスし過ぎじゃない？』

「しゃーねぇなぁ、ほらよ」

と言いながら仁のラーメンに
なるとを１枚追加してくれて。

仁と真奈美がラーメンを食べているのを
ラーメン屋の店員が嬉しそう見ていて。
サービスと言ってコーラを出してくれて。

お会計の時に、次回使える
ソフトドリンクのサービス券を
２枚…今度も２人で来いって
言う意味なんだろうが…くれて。

「あっ、あの…、ラーメンご馳走様でした」

仁がラーメン２杯分の支払いを
した事を真奈美からお礼を言われて。

『ラーメン１杯ぐらいで、大袈裟だよ。
そうだなぁ…、ラーメン１杯じゃ
安いかもだけど…。真奈美ちゃんに
一緒にお風呂でも入って貰おうかな』

「それは、ラーメンなくても…入りますよ。
だって真奈美は仁さんのビリフレで
オフレでソフレですからね！！」