パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第29章 『ロールプレイングの下準備』

『真奈美ちゃん…、突然だけど…
今からこのメールの主に会いに行くから
準備して？僕は本舗を閉める用意するから』

と、そのメールを見るなり仁は
出掛ける準備をし始めて
今日は…成田さんからの予約もないし
何にも予約が入ってないけど…。

「え？今から…出るんですか？」

『そ、今から人に会いに行って
その後…別件の人に会う予定だから』

早く早くと準備を急かされてしまって
急いでパソコンをシャットダウンして、
準備と言っても化粧はしてるから
トイレに行って上着を着る位だけど。

真奈美が慌てて準備を整えると、
仁が本舗を今は本舗を留守にしていますと
本舗を空けて仕事に行く時の
仕様にしていて。

肩からカメラとかの撮影用の
器材を入れるカバンを掛けていて。
急な撮影の依頼が入ったのかな？って
真奈美は思いながら本舗を後にして。

夫婦円満本舗の営業用の車の
助手席に真奈美は乗り込んだ。

「あの～ぅ、仁さん…今から
どこへ行くんですか？」

『ああ、さっきメールで１６日の
当日までに短時間で良いので
お時間頂けませんか？って
アポを取ってた人から今日だったら
時間が取れるって返事があったからね』

１６日と言えば…、森園美海の
公開処刑の執行日…のXデーだけど…。