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ex-girlfriend
第2章 僕の家族
二学期半ばの土曜日の昼下がり。

彼女と一緒に試験勉強することになってて、
図書館で待ち合わせしたけど、
物凄く混み合っていたからそこから近い僕の家に誘った。


私服の彼女を見たのは初めてで、
サラリとした素材の紺色のワンピースに綺麗な水色のカーディガンを羽織った姿が清楚で可愛かった。


僕の部屋にっていうのも何だから、
リビングに通してあげると、
母親が紅茶を出しながら、

「お茶のお稽古に行ってくるわね?
佐藤さんだったわね?
ごゆっくりしていってね?」とバタバタと出掛けてしまって、
僕は緊張で手に汗をかいてしまっていた。


可愛い彼女と二人っきりだと?
これは、ヤバい。


でも、何気ない顔で、
教科書を開いて隣に座った。


彼女が苦手だという数学の試験範囲を教えてあげる代わりに、
僕は英語を教えて貰うことになっていた。


隣に座る彼女は、
物凄く甘い香りがするし、
心臓はバクバクしてるし、
途中から数学のことなんて頭に入ってこない。


彼女が何か言うけど、
僕は答えられずにいて、
彼女が不審そうな顔で僕を見る。


すぐ近くに、
彼女の柔らかい頬や唇がある。


僕の理性はすっかり何処かに行ってしまっていて、
両手でそっと頬を包むようにして、
そのまま、唇を重ねてしまっていた。

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