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因果応報
第1章 はじめに〜松本杏奈
よく考えてみると、
実は私と彼女は当時、
殆ど接点はありませんでした。
彼女から距離を置かれていたように感じることもありましたし、
私自身は会社仕事とは別の生活の方が大切で、
勤務時間が終わると常に残業もせずに会社を出て、
身支度を整えて夜は別の仕事をしていました。
そんな私を、
雅美さんが好ましくないと思っていたのも当然のことだと感じていました。
会社の飲み会も出ず、
同僚の方とも仕事以外の話もしない。
なんの面白味もなく、
協調性もなく、
ひたすら目立たないようにして過ごしていましたから、
上昇志向が強くて、
誰とでもフレンドリーに話をする雅美さんとは水と油だったのではと思います。
おまけに、
私自身はお相手が自分をどう思っているかも興味を持っていなかったので、
後になって雅美さんの話を聴くようになって、
そうだったのかと驚くことも多かったように感じました。
そんな目立たない月のような私のことと、
いつも真ん中で輝いていた太陽のような雅美さんのお話を、
少しずつ、書き綴っていきたいと思います。
始まりは、
私が中途採用で入社した会社で、
私の直属の上司で課長だったのが、雅美さんでした。
実は私と彼女は当時、
殆ど接点はありませんでした。
彼女から距離を置かれていたように感じることもありましたし、
私自身は会社仕事とは別の生活の方が大切で、
勤務時間が終わると常に残業もせずに会社を出て、
身支度を整えて夜は別の仕事をしていました。
そんな私を、
雅美さんが好ましくないと思っていたのも当然のことだと感じていました。
会社の飲み会も出ず、
同僚の方とも仕事以外の話もしない。
なんの面白味もなく、
協調性もなく、
ひたすら目立たないようにして過ごしていましたから、
上昇志向が強くて、
誰とでもフレンドリーに話をする雅美さんとは水と油だったのではと思います。
おまけに、
私自身はお相手が自分をどう思っているかも興味を持っていなかったので、
後になって雅美さんの話を聴くようになって、
そうだったのかと驚くことも多かったように感じました。
そんな目立たない月のような私のことと、
いつも真ん中で輝いていた太陽のような雅美さんのお話を、
少しずつ、書き綴っていきたいと思います。
始まりは、
私が中途採用で入社した会社で、
私の直属の上司で課長だったのが、雅美さんでした。

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